AlfredWorkflowで遊ぶページ

Lesson12.randomユーティリティを使用する

開発メモ

ワークフロー

1.randomユーティリティ

 おまかせ表示の乱数として利用しています
 初期の段階では0から99の乱数を発生させてロジックで表示させていましたが
 ユーティリティをキーワード(Word from list)の方式にすると
 RunScriptいらずのコードレスワークフローになりました
 randomユーティリティのサンプルとしては打って付けですね 
 当初のワークフローは青いオブジェクトとして残しています

 なお、最終的に選択肢は500個になりましたが、
 大部分は『カテゴリー内おまかせ表示』を利用しており、総ページ数は50,000ページ以上
 もちろんお好きなにカスタマイズ可能です
 
 当初のワークフロー(Random → RunScript)
 
 
 
 最終的なスクリプトレスワークフロー(Hotkey → Random)
 
 

2.randomの結果をフィードバックする

 単におまかせとしてウィキペディアのページを表示させるだけで良いのですが
 演出としてrandomの結果をフィードバックしています
 URLエンコードもない日本語なので、そのままLarge Typeしてるだけです
 
 Large Type
 

3.テストドライバーを作る

 お遊びツールなので作りっぱなしで良いのですが、テストする必要があるかもしれません
 HOTKEYやインプットのキーワードから接続すれば、特定の表示をテストできます
 どちらかというと、『カテゴリー内おまかせ表示』をテストしたく作成しました
 オレンジのオブジェクトとして残しています
 
 RunScript(テスト用)
 

4.numbers.appを使ってソースをつくる

 500もの選択肢となるtソースが面倒なので、numbers.appで編集してみました
 エクセルのように数式がを使ってコードを生成できます(最終的にソースコードレスになりましたが)
 重複がないかどうかのチェックもできます
 randomユーティリティへの作り込みは、列選択のコピペ1発で済みました
 こちらからどうぞ
 因みに、カテゴリーに含まれる下位のカテゴリー数やページ数の情報もつけています(手作業です)
 下位カテゴリーが0のものみを選択肢にしたいときななどに便利かも

5.ブラウザの表示が遅いことへの対応

 このワークフローに限ったことではないのですが、ブラウザの表示がかなり遅いことがあります
 そんなときには手動でキャッシュをクリアすると、すぐにそのページが表示されたりします
 Alfredでは、キー送信を行うオブジェクト(Key Combo)があり、
 例えばSafariのキャッシュクリアのショートカットである⌥⌘Eを送信することができます
 
 KeyCombo
 
 
 また処理をウエイトさせるオブジェクト(Delayユーティリティ)がありタイミングの調整も可能です
 (Large typeが早いと干渉してSafariへショートカットが届かないので遅延させました)
 フローつないでいませんが、白いオブジェクトを残しておきました
 因みに私のデフォルトブラウザはSafariです
 
 Delay
 


 

背景

 ウィキペディアにおまかせ表示というツールがあることは知っていましたが
 興味のないトピックスも多く使えないツールでした
 特別ページの一覧やメインページをみていたら、カテゴリー内おまかせ表示というツールをみつけ、
 これだ!と思いつくってみました
 ウィキペディアの世界を堪能してください

 ※私の興味で選択肢を作成していまます
  性的な表現や画像、犯罪や暴力に関するページが表示されることがあるのでご了承ください
 (もち公式なウィキペディアのページです)

取扱説明

機能:

 ウィキペディアをランダムに表示させる
 ※ある程度のカスタマイズが可能です

インストール:

 1.Alfredworkflowをダウンロード
 2.ファイルをダブルクリックしてワークフローに登録

使い方:

 HOTKEY『⌃w』で起動
 (ホットキーはご自身で設定が必要です)

修正履歴

ver1.1(2021-04-04):

 シェルスクリプトをbashからzshに変更しました



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